



混沌とした“いま”を生きる、
痛みとまばゆさに満ちた青春の肖像。
南フランスの陽光あふれる街を舞台に、大人への入り口に立つ16歳の少年の心の機微を瑞々しく描いた『君の見る世界をなぞる』。裕福な家庭に育ちながらも、どこにも自分の居場所を見出せずにいるエンゾは、建築現場で出会ったウクライナ人移民の青年ヴラドに強く惹きつけられていく。戦争という現実を背負いながら生きるヴラドの姿は、エンゾにとって初めて触れる“本物の生”の重みだった。思春期の混乱と戸惑い、誰かのようになりたいという憧れ、そして言葉にならない欲望。その危うく曖昧な感情は、息子を理解したいと願う父親の想いとすれ違いながら、やがて彼自身の世界を静かに揺らしていく——。
監督を務めたのは、『BPM ビート・パー・ミニット』でカンヌ国際映画祭グランプリを受賞したロバン・カンピヨ。『パリ20区、僕たちのクラス』でパルム・ドールに輝いたローラン・カンテが長年温めてきた企画を、彼の逝去後、盟友であるカンピヨ監督が遺志を受け継ぎ完成させた。
フランス社会派映画の名匠ふたりの視線が交差した本作は、階級社会の断絶や戦争の影、不安と閉塞感が漂う現代を背景に、“自分とは何者か”を探し続ける若者の姿を鮮やかに映し出す。不確かな時代を生きる私たちの胸に、美しくもほろ苦い余韻を残す、青春映画の新たな傑作が誕生した。
監督を務めたのは、『BPM ビート・パー・ミニット』でカンヌ国際映画祭グランプリを受賞したロバン・カンピヨ。『パリ20区、僕たちのクラス』でパルム・ドールに輝いたローラン・カンテが長年温めてきた企画を、彼の逝去後、盟友であるカンピヨ監督が遺志を受け継ぎ完成させた。
フランス社会派映画の名匠ふたりの視線が交差した本作は、階級社会の断絶や戦争の影、不安と閉塞感が漂う現代を背景に、“自分とは何者か”を探し続ける若者の姿を鮮やかに映し出す。不確かな時代を生きる私たちの胸に、美しくもほろ苦い余韻を残す、青春映画の新たな傑作が誕生した。













原案・脚本

監督・脚本・編集

エンゾ
エロワ・ポユ
2008年、フランス・ダンピエール・アン・イヴリーヌ生まれ。本作で俳優デビューを果たす。フランス選手権に出場するほどの実力を持つ競技水泳選手として活躍していたが、肩を故障。リハビリのため中断を余儀なくされた時期にInstagramで本作のオーディションのことを知った母から参加を勧められる。兄と一緒にオーディションに参加したところローラン・カンテとロバン・カンピヨの目に留まる。本作の演技が評価され、2026年セザール賞有望若手俳優賞候補の32人にノミネートされた。

パオロ
ピエルフランチェスコ・
ファヴィーノ
1969年、イタリア・ローマ生まれ。シルヴィオ・ダミーコ国立演劇芸術アカデミーを卒業したのち、1990年代から映画、舞台、テレビなど多くの作品に出演し、数多くの受賞歴を持つイタリアの名優。『シチリアーノ 裏切りの美学』(19)ではイタリアのアカデミー賞といわれるダヴィッド・ディ・ ドナテッロ賞の男優賞、『我らの父よ』(20)ではヴェネチア国際映画祭男優賞を受賞。イタリア国内にとどまらず、『ワールド・ウォーZ』(13)、『ラッシュ/プライドと友情』(13)などのハリウッド映画や『モンテ・クリスト伯』(24)といったフランス映画にも出演。本作でも流暢なフランス語を披露している。

マリオン
エロディ・ブシェーズ
1973年、フランス・モントルイユ生まれ。13歳の頃からモデル、ダンサーとして活動したのち、16歳の時にセルジュ・ゲンズブール監督の『スタン・ザ・フラッシャー』(90)で映画デビュー。続く『野生の葦』(94)で注目を浴びセザール賞有望若手女優賞を獲得。『天使が見た夢』(98)ではW主演を務めたナターシャ・レニエと共にカンヌ国際映画祭最優秀女優賞を受賞。「エイリアス」(05〜)や「Lの世界」(07〜)などのアメリカTVドラマにも出演を果たしている。直近の出演作は『イン・セイフ・ハンズ』(18)、『シモーヌ フランスに最も愛された政治家』(22)、『コンセント/同意』(23)など。

ヴラド
マクシム・
スリヴィンスキー
ウクライナ・コロミヤで育つ。13歳の頃から果物卸売会社の作業員や、ウクライナのスキーリゾート地での写真家など様々な仕事を経験しながら木工を学ぶ。起業家を夢見てモスクワのビジネススクールに通うも、夢は叶わず、2020年はじめにフランスへ移住。建設業の作業員として働く。2024年、友人の妻から本作のオーディションの話を聞き参加。ヴラド役に抜擢され、映画デビューを果たす。
| 都道府県 | 劇場名 | 上映日 |
|---|---|---|
| 東京 | ヒューマントラストシネマ有楽町 | 8月21日〜 |
| 東京 | ヒューマントラストシネマ渋谷 | 8月21日〜 |
| 東京 | 新宿武蔵野館 | 8月21日〜 |
| 栃木 | 小山シネマロブレ | 8月21日〜 |
| 都道府県 | 劇場名 | 上映日 |
|---|---|---|
| 長野 | 上田映劇 | 9月11日〜 |
| 愛知 | ナゴヤキネマ・ノイ | 8月22日〜 |
| 都道府県 | 劇場名 | 上映日 |
|---|---|---|
| 大阪 | テアトル梅田 | 8月21日〜 |
| 京都 | 京都シネマ | 8月21日〜 |
| 兵庫 | シネ・リーブル神戸 | 8月21日〜 |
| 都道府県 | 劇場名 | 上映日 |
|---|---|---|
| 沖縄 | 桜坂劇場 | 9月12日〜 |